第49回 語源で学ぼう!ord=順序・正常

語源で英単語を学びましょう。語源での英単語学習には以下のメリットがあります。

①関連付けて覚えるので、一度に沢山の単語を覚えられる。
②(①と関連しますが)複数の単語と関連付けて覚えられるので、単語の意味を思い出しやすい。
③スペリングを見ただけで意味を推測できる単語もある。

今回は「ord」=順序・正常 を取り上げたいと思います。


出典 pixabay

ord(語源:順序・正常)は、秩序ある状態を示しています。そのため、順序通りである、という意味から派生した単語と、正常な状態である、という意味から派生した単語が存在しています。
一見全く違った意味に見えるそれぞれの単語ですが、語源の意味を知ると納得できるかと思います。

それでは、いくつか例を挙げながら見ていきましょう。

まずは、「orderly
ord(語源:順序・正常)+ly(接尾辞:~の状態の)
秩序だった状態、順序通りの状態という意味から派生して、整理整頓された、という形容詞になります。

これに、意味を打ち消す語源である「dis」がつくと、
dis(接頭辞:~しない・反対して)+ord(語源:順序・正常)+ly(接尾辞:~の状態の)
反対の意味で、無秩序な・乱雑な、という意味になります。

orderly」によく似た語感の言葉に、「ordinary」があります。
こちらはord(語源:順序・正常)+ary(接尾辞:~に関する・~する人)という成り立ち。
正常な状態、というord(語源:順序・正常)の意味から派生しています。
正常、つまり異常ではない=特筆すべき特徴がない、ということから、通常の・普通の・平凡な、という意味になっています。

これにextra(接頭辞:範囲外の・並外れた)をつけると、
extra(接頭辞:範囲外の・並外れた)+ord(語源:順序・正常)+ary(接尾辞:~に関する・~する人)で、「extraordinary
正常・平凡な範囲から外れた、という意味から、並外れた・異常な、となります。

日本語にも取り入れられ、広く親しまれている単語の中にも、ord(語源:順序・正常)を語源に持つ単語があります。
例えば、「coordinate
con_com(接頭辞:共に)+ord(語源:順序・正常)+ate_ite(接尾辞:~する・させる)

全体を「共に」秩序ある状態にする、まとまった状態にする、という意味から、ファッションをまとまった状態にすることをコーディネートする、と言います。

英語でも同じ意味で使われる他、調整する・調和して動く、という意味にも使われます。
また、ord(語源:順序・正常)の持つ「順序」という意味から、同格の・同等の、という意味でも使用されます。

様々な意味に使われているように見えるord(語源:順序・正常)ですが、大元の意味としては秩序ある状態、という意味であるということを覚えておきましょう。
そして、そこから派生して順序通りである、という意味と正常な状態である、という意味があるということを理解しておけば、語源から意味を推測することができます。

尚、KOTOBAにはネイティブスピーカーの実際の発音を聴ける機能があります。「coordinate」等、日本語で耳馴染みのある言葉でも、英語の発音は違って聞こえることもあります。
意味を効率よく覚えたついでに単語の以下の箇所で発音もチェックしておきましょう。

ord02

またord(語源:順序・正常)の残りの英単語も以下の赤枠内のタグをクリックして表示させ覚えてしまいましょう。

ord03

語源学習のメリットとして、知識があまりないところからでも難易度の高い英単語までを比較的短時間でカバーできる点が挙げられます。

次回は「extraordinary」の語源、extra(接頭辞:範囲外の・並外れた)について紹介します。

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