第11回 語源で学ぼう! in_em_en=中へ(2)

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語源で英単語を学びましょう。語源での英単語学習には以下のメリットがあります。

①関連付けて覚えるので、一度に沢山の単語を覚えられる。
②(①と関連しますが)複数の単語と関連付けて覚えられるので、単語の意味を思い出しやすい。
③スペリングを見ただけで意味を推測できる単語もある。

今回は前回に続いて「in_em_en」= 中へ を取り上げます。前回とは違ったニュアンスを持つ場合を見ていきましょう。

出典 pixabay

intensiveintenseはともに「張りつめた感じ」を表します。tens(=tend)は「伸ばす・張る」を表す語源、iveは形容詞を作る接尾辞です。形としてはintend(~するつもりだ)という動詞を形容詞化したものですが、intendが「一定の方へ伸びる」感じなのに対し、intensiveintenseは「一杯に張り切った」感じです。

intensiveは物事の激しさを客観的に記述するときに使われ、intenseの方は激しさが主観的にどう受け止められるかに重点があります。"an intensive course"といえば、「短期間集中コース」といった意味ですが、もし誰かがそのコースのことで"The course was intense"と言ったとしたら、それがいかに大変だったかを伝えようとしているのです。

「中へ」が「侵入」を意味する場合もあります。invadeは「侵略する・侵入する」、invaderは「侵略者・侵入者」。vadは「行く」を意味する語源です。erが「~する人・物」を表すのはみなさんご存じですね。

株式会社タイトーが1978年に発売した「スペースインベーダー」というゲームがあります。瞬く間に大ヒットし、社会現象を巻き起こしたそうです。後のゲームにも大きな影響を与えました。下の動画は「スペースインベーダー」の攻略法(裏技)としてとくに有名な「名古屋撃ち」。

病原菌による侵略は感染(infection)を引き起こします。fectは「作る」、tionは「~した結果」。「中へ入って(よからぬものを)作った結果」が感染です。

社会や組織のなかで、初めは深刻に受け取られなかったものがいつの間にかやっかいな問題に進展するといった場合がありますね。そんな様子を表すのがinsidiousです。sidは「座る」という意味の語源、ousは形容詞を作る接尾辞。じわじわと姑息に居座ってしまうわけです。日本語に訳しづらい単語ですが、例えば組織内のハラスメントは“an insidious problem"の代表と言えるでしょう。

in_em_en(接頭辞:中へ) についてはここまで。残りの英単語も以下の赤枠内のタグをクリックして表示させ覚えてしまいましょう。

語源学習のメリットとして、知識があまりないところからでも難易度の高い英単語までを比較的短時間でカバーできる点が挙げられます。

次回はin_em_en(接頭辞:中へ)の反対、ex_em(接頭辞:外へ・なし・全く) について見ていきましょう。

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