ボキャブラリーを充実させるには

英語をある程度勉強していていざ話す段階になったとき、次の二点を感じた事はありませんか?

  • 正しく話すために、文法を気にし過ぎてなかなかスムーズに話せない
  • なんとかコミュニケーションをとっているが、いつも決まった言葉しか使っていない。

原因はおそらく勉強の仕方にもあるのですが、今回は同じ表現の繰り返しを避けるための対策をお話したいと思います。

私の実体験になりますが、最初の頃は外国人の友達と話すときは意味が通じればよしと
していました。しかし、少し自信が付いてきてもっと話したいと思ったとき、自分の使っている言葉が少ないことに気付きました。

TOEIC等の勉強でたくさんの単語を覚えたハズなのに…(汗)

英語を使っていない環境で生活していると、ただ英単語を覚えるだけで、その使い方を把握できていませんでした。

〝単語“で覚えるよりも”文脈“で覚える方が絶対に効果的だと思ってきました。
私は毎日、1ページ文の英語を読む事にしています。以下は、少し前に読んでいた "13 things mentally strong people dont do"(著:Amy Morin)という本の253ページからの引用です。

Battleもissueも分かるけどbattling a lot of issue(色々な問題と戦っている、悩みを抱えている)とセットで覚えると表現のバリエーションが増えます。同じくdrink to the point of pass out(気を失うくらい飲む)、behind on his bill(滞納している)も簡単な単語から出来ていますが、それらの単語だけを知っていても自然に上手く組み合わせるのは難しいと思います。
7行目の
He routinely complained…, and constantly argued…

同じニュアンスを違う二つの言葉で表しているのですが、英単語の勉強をしているだけではまず見かけることはありません。

英語圏に住んでいない私は、読書でこの言い回しを覚えるしかなかったのですね。

私はこう言った表現と出会うために、お気に入りの本やブログを使います。「へ~ぇ!こんな言い方もあるんだ!面白い!!」、「こんな組み合わせもあるんだぁ~」と思ったらリストを作ってそれを繰り返し見ます。

(nini)


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