アメリカ留学希望者必見!TOEFL iBTの重要性

日本において、TOEFLはTOEICに比べ認知度がまだまだ低く、TOEICの受験者数が圧倒的に多いです。

まず、両方の違いとして理解しておくべきことは、基本的にTOEICはビジネス英語を、TOEFLはアカデミック英語をベースにテストが構成されているということです。

この記事では、私のアメリカ留学経験を基にTOEFL iBTの必要性について解説していきます。

まずTOEFL iBTの概要とおすすめの勉強方法を紹介します。

テストはパソコンでの受験となり、受験者の集合時間は同じものの、実際のテストの開始時間は入室した順のため異なります。入室後マイク調節をし、リーディング→リスニング→10分休憩→スピーキング→ライティングの順番でテストを進めていきます。前述の通り、テストは入室順に始まるため、場合によってはリーディング中に周りでマイク調節をする人や、リスニング中にスピーキングを始める人もいます。そのためTOEFL iBTはTOEICよりも集中力と忍耐力のいるテストと言えます。

**そこで!**次におすすめの勉強方法を紹介します!

TOEFLを勉強する上で私が実践していたのは、、、

雑音の中で勉強し、それと同時に集中力を高める練習をするということです!そうすることで、本番も落ち着いて受験することが出来ます。加えて、学習教材として私が活用していたのは、ETSの公式問題集です。ここで私がおすすめするのは、実際の分厚い本ではなく、電子書籍版です。実際のテストは画面上のため、本で慣れるよりも画面で慣れることをおすすめします。

では次に、留学するにあったての、TOEFL iBTの各セクションの重要性について、私のアメリカでの留学経験から学んだポイントを見ていきます。特に学部授業を受ける上で、各セクションが実際にどのような意味をもたらすのか、そして、どう活かされていくのか説明します。

1.\\tリーディング
私が受けていた学部授業のほとんどで、予習としてリーディングがありました。その量は数ページといったものではなく、たった2、3日で30~40ページといったかなりハードなものでした。予習しないことには次の授業についていくことが出来ないですし、小テストやオンラインの課題等にも対応できません。そのためリーディング力は必須です。また、TOEFLで時間内に問題を解かなくてはいけないように、小テストやオンラインでの課題はもちろんのこと、授業を受講中の間に予習に充てられる時間も限られています。そのため、リーディング力は必然的に重要となり、TOEFLの学習をすることで要領やスピードも上がり、有効的です。

2.\\tリスニング
当然のことながら、外国語の授業でない限り、ほぼ全ての教授が英語で授業を進めます。授業中に質問をされたり、グループディスカッション等で、相手の言っていることを理解しなければならない場面が必ず出てきます。また、教授の中には第一言語が外国語という方も少なくありません。そうなると、アクセントが強かったり、聞き取りにくいということも起こりえます。加えて、課題における指示、特にライティングにおける特定のレイアウトなど具体的な指示もきちんと聞きとらなければ減点の対象となります。だからこそ、リスニング力を鍛えることも重要なのです。

3.\\tスピーキング
学部授業では、授業中の発言回数が評価対象になることもあります。また、学部授業ではグループワークがとにかく多いです。自分の意見をどれだけ取り入れられたかや、どれだけ発言することが出来たかなど、自分の意見を持ち、発言することを求められます。特にグループワークでの頑張りは評価は大部分を占めることもあるので、自分の意見をいかに早くまとめられるかが重要になってきます。それがまさに、TOEFLのスピーキングに詰め込まれています。TOEFLでは決められた時間内に要約したり、自分の意見を起承転結にまとめなくてはなりません。この構成を自分にインプットすることで、授業やディスカッション、グループワークで活かすことが確実に出来ます。

本番環境でスピーキングテストを受験してみたい方は、ぜひこちらのサイトを利用してみてください!
https://ace.best/

4.\\tライティング
課題として出されるのは、選択問題のみとは限りません。あるトピックに対してエッセイを書いたり、リーディングを基に要約文を書くように言われるなど、課題は様々です。リスニングセクションでも言及したように、ライティングにおいては、多くの教授が特定のレイアウトや文字数を指示します。それに従うことはもちろん、正しい引用の仕方を学ぶことも非常に重要です。私が受講した授業の多くでは、授業の導入(第一回目の授業)において、インターネットからのコピー・アンド・ペイスト(剽窃)=失格ということを、耳にたこができる程言い聞かされました。それだけ課題の評価は厳しいということです。TOEFLのライティングでは、リスニングから得た情報とリーディングから要約するパートや、あるトピックに対し自分の意見をまとめるパートがあり、実際の授業に類似した形式なので非常に実践的と言えます。

各セクションの重要性を理解し、駆使することができ、そして、スコアが高ければ高いほど、実際の授業では怖いものなしです。

是非これを頭に置いて勉強してみてください!

(Sally)