IELTSでOverall6.5を取った勉強法

皆さんはIELTSを受験したことはありますか?最近でこそ徐々に参考書も増えてきていますが、おそらく日本で最も利用されている英語の試験であるTOEICや、大学受験にも使われるようになっているTOEFLに比べると知名度も情報もまだまだ足りないと思います。

そこで本日は、私がどのように勉強してIELTSでOverall 6.5を取得したのかその勉強方法について書きたいと思います。ちなみにこのスコアを取得した当時は大学1年生でTOEICスコアは800点ほどでした。同じような英語力の方がIELTSの勉強をする際に少しでも役に立てば幸いです。

  • リーディング

日本の高校で英語教育を受けていたおかげでリーディングにはあまり苦手意識が無かったためあまり多くの勉強時間は費やしませんでした。ただ、語彙力が圧倒的に不足していると感じたので、公式問題集を解いてわからなかった単語は全てノートに書き留めていました。このノートを通学時間や大学の休憩時間に覚えることで語彙力を増やしていました。多くの日本人の方は語彙さえ増えればリーディングにはあまり苦戦しないと思います。短期間でoverallのスコアを上げるためにはどのセクションの勉強に時間を費やすのかをうまく決めることも非常に大切だと思います。

  • リスニング

リスニングは音楽プレイヤーやスマホがあれば、いつでもどこでも勉強できるセクションの1つです。私は満員電車で押しつぶされそうなときもイヤホンが外れないように気をつけながらIELTSの問題をずっと聞いていました…
リスニング力をアップさせるために心がけていたことは日常的に英語を耳に入れることです。私のオススメは毎日CNN Student Newsを聞くことです。1エピソード約10分と短いので集中力が続きますし、スクリプトが用意されているので分からない部分は後で見返すことが出来ます。
またある程度リスニング力がついてきたら「問題を解く練習」をしました。リスニングの勉強をしている時に陥りがちなミスの一つだと思いますが、英語を聞き取れる=高得点ではありません。英語が聞き取れるになってきた時こそ、その実力に見合った得点を取るためにもIETLSの問題に慣れる必要があります。

  • ライティング

ライティングは多くの人にとって最も高得点が難しいセクションだと思います。ライティングの勉強の時は慣れないうちは時間が掛かってもいいのでとにかく自分の力で文章を書きました。それを大学にいた英語圏の友人に添削してもらうことで文法間違いがあればそれを指摘してもらい、よりネイティブらしい表現があればそれを教わっていました。こう聞くとハードルが高いように思えますが、最近ではラング-8などネイティブに添削してもらえるサービスも増えているので積極的に利用すると効果があると思います。
その他にはIETLSのライティングで頻繁に使用できるテンプレートをいくつか覚えました。いくつか決まったものを覚えることで文章を構成するのが楽になります。また、完全に覚えてしまえば考えることなく書けるので貴重な時間の節約にもなります。是非、自分に合ったテンプレートを探してみてください。

  • スピーキング

スピーキングの対策を1人で行うのは大変です。しかし、だからと言って何の対策もできないという訳ではないと思います。私の場合は1人でも公式問題集を繰り返し解いていました。その際に自分の回答を録音することで、どこで詰まってしまうのか、どのような文法ミスが多いのか、といったことを客観的に知り改善することができました。また、実際の問題を解くことでこのセクションの「時間配分」を身につけることもとても重要です。
これらの対策を行った上で、テスト前にはオンライン英会話サービスを用いて実際に講師の方に自分の回答を聞いてもらいフィードバックを貰いました。

いかがだったでしょうか。これまで紹介してきたのは私がIELTSでoverall6.5を取得した勉強方法なので全ての人に参考になるわけではないと思います。それでも、少しでも良いと思う方法があったら試してみてください。
最後に、それまでTOEICしか受験していなかった私にとってスピーキングとライティングがあるIELTSで最も苦労したのはいかに「使える単語」を増やすかということでした。「使える単語」を増やすためにはその単語に触れる回数を増やすことが一番重要だと思います。当時の私はわざわざノートに単語帳を作っていたので非常に多くの時間を無駄にしてしまいました。『KOTOBA』では、自分専用の単語帳を作るのはとても簡単ですしスマホにも対応しているのでいつでも確認して覚えることが出来ます。
皆さんも是非『KOTOBA』を利用して「使える単語」を増やしIELTS高得点の基礎力を付けましょう!

だい


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