第96回 語源で学ぼう! point_punct(語源:刺す)

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語源で英単語を学びましょう。語源での英単語学習には以下のメリットがあります。
①関連付けて覚えるので、一度に沢山の単語を覚えられる。
②(①と関連しますが)複数の単語と関連付けて覚えられるので、単語の意味を思い出しやすい。
③スペリングを見ただけで意味を推測できる単語もある。

今回は「point_punct」=刺すを取り上げたいと思います。

出展pixabay

point_punct(語源:刺す)は、針などの細いもので刺す、という意味を持つ語源です。
語源がそのまま単語になったものが「point」ですが、刺す・指差す、という意味があります。

また、細いもので刺すと、小さな穴や点ができます。
そのことから、「point」には点・小さな印、あるいは地点・瞬間、といった意味もあります。
語源としてのpoint_punct(語源:刺す)も同様です。

例えば、「pinpoint」という単語がありますが、これはピンで刺した小さな点、ということで、非常に小さい・正確な、といった意味の形容詞、あるいは正確に指摘する、という動詞として使用されます。
point_punct(語源:刺す)の持つ正確性、という意味をよく表しているのが、「punctual」という単語です。
時間をしっかり守る、という意味の形容詞です。
特に時間に対して言われる言葉ですが、point_punct(語源:刺す)の持つ、小さな一点をしっかりと刺す、というイメージが生かされています。

また、「appoint」も、point_punct(語源:刺す)を語源にもつ単語のひとつです。
任命する・指名する、あるいは(スケジュールなどを)定める、という意味があります。
日本語にも「白羽の矢が立つ」という表現がありますが、人や時間を「刺す」というのは、イメージしやすいのではないでしょうか。
appoint」は、信頼して指名する、という意味があります。

逆に、この「appoint」ができない・反する状態が、「disappoint」(dis(接頭辞:~しない・反対して)appoint
信頼に反する=失望させる・裏切る、という意味になります。

他にもpoint_punct(語源:刺す)を語源にもつ単語として、刺された時のチクチクとした感触から派生した単語もあります。

例えば、「pungent」は、鋭い・辛辣な、という意味の単語です。
とくに、舌や鼻で感じる、ぴりっとした刺激に対して使われます。
あるいは、「poignant」という単語もあります。
これも鋭く辛辣な刺激に対して使われる言葉ですが、こちらはより激しく、胸を刺すような・激しい刺激を表しています。


これらの刺激を心で感じた状態が、「compunction
良心のかしゃくや悔恨で、心がチクチクした状態のことを言います。

point_punct(語源:刺す)はもともと、刺す、という意味の語源ですが、そこから派生したイメージによって、単語の意味は多岐に渡ります。

一見つながりの見えないような単語同士でも、ピンで刺すイメージを持っていると、関係が見えてくるのが面白いところです。

尚、KOTOBAにはネイティブスピーカーの実際の発音を聴ける機能があります。「poignant」など、スペルだけでは正しい発音がイメージしずらい単語もあります。意味を効率よく覚えたついでに単語の以下の箇所で発音もチェックしておきましょう。

またpoint_punct(語源:刺す)の残りの英単語も以下の赤枠内のタグをクリックして表示させて覚えてしまいましょう。

語源学習のメリットとして、知識があまりないところからでも難易度の高い英単語までを比較的短時間でカバーできる点が挙げられます。

次回はcir(語源:回る・曲げる)について紹介します。

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