第50回語源で学ぼう!medi = 中間

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語源で英単語を学びましょう。語源での英単語学習には以下のメリットがあります。

①関連付けて覚えるので、一度に沢山の単語を覚えられる。
②(①と関連しますが)複数の単語と関連付けて覚えられるので、単語の意味を思い出しやすい。
③スペリングを見ただけで意味を推測できる単語もある。

今回は「medi」=中間 を取り上げたいと思います。
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出典 pixabay

まずは、intermediatemedialmedianの3つの単語をご紹介しましょう。すべて形容詞で語源のとおり「中間」を意味します。ただし、ご察しのとおりニュアンスがそれぞれ異なります。

intermediateは何か2つのものの中間というニュアンスが強いです。例えば、英語のクラスで初級、中級、上級といった場合、中級を表す単語にはmedialmedianではなくintermediateが使われますね。
medialについては、そのようなニュアンスはなく中間を表す様々な状況に使えます。
つづりのとても似ているmedianはどうでしょう。こちらは統計データの中でよく登場する単語です。そのため、厳密には中央値という意味になります。中央値とは、データを順番に並べた時に中央にくる値のことです。次の動画を見ると、medianとは何?どのように算出するの?なぜmedianが必要なの?といった疑問が3分で解決します。


数学アレルギーのある方は、騙されたと思って日本語ではなくぜひ一度英語でこのような内容を聞いてみてください。英語の方がシンプルに説明されていてわかりやすいということが実はよくあります。英語も数学も同時に学べて一石二鳥ですね。

さて、「中間」から派生したmediの単語を引き続き見てみましょう。
mediumの意味はわかりますか。肉の焼き具合を表すのに日本語でもミディアムと使われていますね。mediumが複数形になるとmediaで、こちらも日本語でそのままメディアとして定着しています。
mediocreはどうでしょう。こちらはややネガティブな印象を与える単語です。可もなく不可もなく中間に位置している状況をイメージしてください。見方によっては中立的な意味に思えますが、日本語にすると二流や劣ったという表現があてはまるんです。ネットでmediocreを検索してみると、mediocre lifesuccessful lifeを対比して語っている記事が目立ちます。成功の反対が失敗ではなく平凡という見方ですね。英語圏の思想がよく表れている単語と言えるのではないでしょうか。

mediを使って時を表す単語も作れますよ。
immediateは、im_in_ir(接頭辞:~でない)medi(語源:中間)を加えた単語です。語源を見るとなるほどと納得できます。
antemeridianは、ante(接頭辞:以前の)を加えた単語です。あまり見慣れないかもしれませんが、この省略形はおそらく多くの人が知っているでしょう。a.m.です。お昼の12時より前を指しますね。
時代を遡るとmedievalもよく使われる単語ですね。

今回は以上となりますが、mediのつく単語は他にも多々あります。
日々英語に触れる中でたくさんのmediと出会ってください!

尚、KOTOBAにはネイティブスピーカーの実際の発音を聴ける機能があります。例えばmediocreも以下のスピーカーのボタンを押すと発音が聞けます。意味を効率よく覚えたついでに各々の単語の以下の箇所で発音もチェックしておきましょう。

また、mediの残りの英単語も以下の赤枠内のタグをクリックして表示させ覚えてしまいましょう。

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語源学習のメリットとして、知識があまりないところからでも難易度の高い英単語までを比較的短時間でカバーできる点が挙げられます。

次回はante(接頭辞:以前の)について見ていきましょう。

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